看護師は、本業とは別のところで副業を行う、ダブルワークが可能な場合があります。
ダブルワークの大きなメリットとしては、収入が増やせるという点が挙げられます。
看護師の資格を活かせる副業であれば、アルバイトであっても給与が高めです。そのため、短い日数であっても、収入が大幅に増える可能性が高いです。
そして、本業とは別の医療機関で経験を積めるという特徴もあり、看護師としてのスキルアップにもつなげられるでしょう。
本業だけでは仕事内容がルーティン化してしまい、新しい知識を得るのが難しかったり、看護師として高みを目指すモチベーションが損なわれたりしがちです。そこで本業とは異なる分野で副業をすると、本業とは別の知識を得られたり、モチベーションアップに繋がる新しい刺激を受けられたりします。
ただ、本業がハードだった場合、副業をすることで、疲れている心と身体に追い打ちをかけてしまうかもしれません。
副業は原則として、休日を使って働く形になります。本来休息に使うべきだった休日に働いてしまうと、休み明けでも回復できない恐れがあります。本業に支障を来すことも十分あり得ます。
もし、ダブルワークの疲れが原因で本業でミスが多くなるなどの影響が出れば、本業の評価が下がりかねません。そうすると、重要なポストに就くことができなかったり、処罰の対象になったりすることも考えられます。
このようなリスクが、ダブルワークのデメリットと言えるでしょう。そのため副業は、本業に影響しない程度に留めることが大切です。